トゥルーエンド後の各パートの考察ページです。盛大にネタバレを含みますので、未クリアの人は絶対に見ないでください。
あと、個人の考察なので、間違っていることがあります!
違うよ!という内容はコメント欄に書き込んでみてください。
なぜ最初に主人公が気絶していたのか
ストーリーが始まったとき、主人公の興家彰吾は福永葉子から、起こされます。
気絶していたのはセイマンの魂が乗り移っており、一時的に体と融合していたからではないでしょうか。
逆埼約子パートで、彼女が体を乗っ取らている際、「意識がぼーっとしていた」という表現が使われています。
興家彰吾も同じことを言っており、この時点で興家彰吾はセイマンとの魂の融合が始まっていたのでしょう。
その後の会話で「蘇りの秘術だっけ?」と聞いていることから、興家彰吾の記憶にないことまで「知っている」ことがうかがえますね。
なぜバッドルートで福永葉子は死んだのか?
興家彰吾と融合したセイマンの「送り提灯」で、置いてけ堀の効果をはじき返されたためだと思われます。
葉子の死因が「溺死」であったため
葉子の死体をよく見るとわかりますが、口・目・鼻などから水を出した状態で死亡しました。
これは置いてけ堀の「溺死」による効果ですが、この時点で興家彰吾は置いてけ堀を持っていません。
そのため、置いてけ堀の呪詛を葉子が打って、跳ね返されたため溺死したと考えるのが自然です。
葉子が置いてけ堀の呪詛を使った描写
怪異が起こった瞬間、葉子が後ろを指して驚いた風にしていました。ただ、これは興家彰吾の魂を抜くための、演技だったと思われます。
置いてけ堀は「その場から立ち去るものに死を与える」というもの。つまり、なんらかの理由をつけて、後ろを向かせたかったのです。
その証拠に、後ろを向かなかったルートでは、葉子は死にません。置いてけ堀が発動しないからです。
後ろを向けただけで殺せるの?
可能。
というのも、その後興家彰吾が呪詛を使ったときは、「後ろを向いた瞬間」から使えました。
ということは、立ち去る意思を持って後ろを向けば条件を満たすため、後ろを向かせたかったのでしょう。
なぜ福永葉子は置いてけ堀の発動条件を知っているの?
禄命簿を入手していたからです。
ストーリーを進めていくと
・新石英樹に七不思議を広めろいった人物は「女性の声」だった
という描写があり、この声の主が福永葉子だったと考えられます。そうすると、置いてけ堀の発動条件を知っていてもおかしくありません。
置いてけ堀の滓魂初期チャージが0だったことから跳ね返されたのが分かる
葉子が死んだあと、置いてけ堀が地面に落ちているのですが、この時点でチャージ量は0でした。
上記の理由により、以下の流れが起きたことが推察できます。
①葉子が興家に置いてけ堀の呪詛を打つ
②興家の中にいるセイマンの魂が「送り提灯」で呪詛を跳ね返す
③葉子が死亡する
④葉子が死亡したため、呪主のセイマンに置いてけ堀の所有権が移る
⑤置いてけ堀は跳ね返されただけで、誰も殺せていない
なぜセイマンの魂があるのに、チャートの上ルートで興家彰吾は死んだの?
プレイヤーの監視下になかったから。
メタい話ですが、福永葉子をタクシーで送り返そうとしたときの文章は「後日談」のようになっていて、そのシーンをプレイヤーが見ていません。
ということは、セイマンの魂はストーリチャートに戻された状態で、「送り提灯」を発動できなかったものと思われます。
それぞれが持つ滓魂の%が違うのは何故か?
2つの説が考えられます
①呪いの力により、滓魂の量が違う
②既に殺しを行った後だったから
呪いの力により、滓魂の量が違う
多分こちらが自然なんじゃないかなと思います。
本編を進めればわかりますが、新石・春恵・約子・並垣が、バンバン殺しを行うかというと、違う気がしているから。
春恵は、初めて興家彰吾に出会った際「奪えばいい」というニュアンスの言葉を言っていたので、あの短時間で民間人を複数人殺したとは考えづらいです。
また、約子も、36%の滓魂を持っていましたが、校舎から出るまでに出会った人は、城之内・奥田・用務員の3人なので、それらの人物を全部倒しているとも思えない。
特に用務員は、あの頃の約子には倒せないと思います。
既に殺しを行った後だったから
あまり考えづらいですが、仮にこれだとすると、外道揃いということになります。
滓魂のチャージ量は以下の通り。
・新石英樹 30%
・逆埼約子 36%
・志岐間春恵 25%
・並垣祐太郎 20%
あの短時間で使いまくったとは、考えづらいですよね?
なぜバッドルートの最後に興家彰吾は死んだのか?
アシノの蘇生を恐れたセイマンが、置いてけ堀を興家彰吾に使ったのではないでしょうか。
というのも、ストーリー上では、興家彰吾にはセイマンの魂が入っていて、福永葉子にはアシノの生まれ変わりとされています。
この2人は、前世で激しく争っている陰陽師で、このまま興家彰吾が福永葉子を蘇生すると、大事故が起こると思い、興家彰吾ごと処分したんじゃないかと。
ここは、自分でもよくわからなかったので、分かった人はコメント欄で教えてほしいです!
興家彰吾バッドルートで、最後の案内人の答えが変わるのはなぜ?
置いてけ堀を、セイマンが使ったか興家彰吾が使ったかの違いです。
テキストをそのまま読み進めると「興家彰吾が使った判定」になり、左上に出てくる呪詛発動を押すと「セイマンが使った判定」になります。
要は、プレイヤーがセイマンなので、プレイヤーの意思で殺したことになっているということですね。
案内人の質問は「興家彰吾は何人殺したか?」なので、たとえば何も押さなかったら5人。2人ぶん押したなら3人、が答えになります。
コメント
興家バッドエンドの死因ですが呪詛珠が発動した段階で蘇らせた葉子に身体を乗っ取られ意識が消えたためではないでしょうか。
呪詛珠を使った甦りの秘術は対象をそのまま生き返らせるのではなく実行した者の身体を対象に乗っ取らせるものではないかと思いました。
葦宮が篠を黒魔術で蘇らせようとしたが篠そのままではなく赤ん坊として転生したように呪詛珠で蘇らせようとした場合も対象そのままではなく違った形で蘇る可能性があるのではないかと。
あやめエンドで呪殺しまくって北斎を蘇らせたあと「稀代の女浮世絵師」が現れた点やあやめエンドあらすじの「肉体を復活させる術は知らなかった」という点から呪詛珠を使った蘇りは術者の身体を対象が乗っ取ることになるのではと推測されます。
葦宮エンドに葉子は登場しませんが葉子の姿の蘆乃様に付き従っているのではと想像できますね。
あやめエンドとの絡みもあったんですね…コメントありがとうございました!
福永葉子が驚いている描写が演技ではないかとありますが、個人的な解釈では興家に取り憑いたセイマンの呪霊が見えたのではないかと思います。
呪主には呪詛を行使される(する)時に呪霊の姿が見えるという描写が作中で幾度となく描かれており、(福永葉子が送り提灯の呪いの条件やセイマンのことを禄命簿からあらかじめ知っていたとしたら尚更死を直感し、)その時まさにセイマン(プレイヤー)が呪詛行使する瞬間だったため、福永葉子は目の前にいる「送り提灯の呪霊」に驚愕し、確実に呪い殺されるという演技ではない本当の恐怖に打ちひしがれていたのだと思います。
興家には何も見えなかったのは、この時まだ興家は呪詛珠を手にしていないため呪主でもない上、霊感は多少あるにせよ仮に見えていたとしても「自覚」できていなかった可能性が高いと思います。
コメントいただきありがとうございますm(_ _)m
興家の死因だけハッキリしないんですよねえ
復活に成功して口封じ的に殺されたのかなあとか思ったりもしました
葉子の足取りを辿るDLC出ないかなあ
そこなんですよね……葉子が復活したとしても、置いてけ堀は興家彰吾が持っているはずですし……。
DLCか補完編、出て欲しいところですね!
GWのセールで買って楽しくプレイしました。
話を進めていくうちに謎だったものがだんだん分かるのも楽しかったです。
ずっと興家ルートでやっこが滓魂多く持ってた理由分からなかったけど、あれおそらくミヲ死亡ルートで続けて根島に襲われたとき白石に変わって撃退してたって感じだなぁと思いました。
最初の葉子の驚きようも白石の憑依で姿が変わる設定あったので、彼女には目の前の興家が睛曼に見えてたでしょうから、それは相当ビビったことでしょうね。
なるほど!一瞬とはいえ意識がセイマンに乗っ取られて外見が変わっていた可能性ですか!思いつきませんでした。
コメントありがとうございました!
送り提灯の効果は、相手と同じ方法で殺すなので別に跳ね返したわけじゃないと思う
(相手の呪いをコピーして条件無視して使えるようなイメージ?)
振り返っただけで立ち去ろうという意志はなかったからだろうから置いてけ堀は発動しないんじゃないかな?
葉子が驚いたのは送り提灯の呪影を見て驚いたんだと思った
それとバッドで興家が死んだのはなんとなくだけど復活した葉子に殺されたようにも思える
コメントありがとうございますm(_ _)m
コメントありがとうございます!逆のことを書いてしまっていましたね!
訂正しました!
クリアしてから、強かな葉子が女の子の幽霊を怯えるほど怖がるとは思えなくてずっと引っかかっていたのですが、演技で呪おうとした可能性と知らずに呪いを弾き返した可能性、気付きませんでした!感謝です!
根付を拾うのも呪いの声を聞くのも葉子が死んだ後ですもんね……ああスッキリした!!!快眠します!!!
コメントありがとうございますm(_ _)m
興家彰吾は何人殺したか?は何も押さなかったら興家さんが全員殺しているので「5人」です。