リセマラ中毒者のYです。
本日の記事では、アプリゲーでは当たり前になってきている「ガチャ」についてのコラムです。
なぜ、人はガチャ中毒になってしまうのか、調べてきました。
快楽物質のドーパミンが関係している
結論から言うと、快楽物質の「ドーパミン」が原因です。
我々の脳内では、プラスのできごとが起こった際に「ドーパミン」という快楽物質が分泌されるようになっています。
たとえば、楽しい・うれしい・面白いなどの感情が発生したときに、分泌され、我々は無意識のうちに、このドーパミンを「気持ちいい」と感じるようにできているんですね。
ガチャでいうと「URを引いた時」に、「うれしい!」という感情に満たされ、ドーパミンがドバドバ出るわけです。
ドーパミンが大量に出続けると体が快楽物質に慣れてしまう
我々の体というのは厄介なもので、この「ドーパミン」が分泌している状態に「慣れ」てしまうんです。
たとえば、お酒を想像してみてください。最初はビールで満足していたけど、なにか物足りない…。じゃあ、もっと度数の高いお酒を飲もう!という感じに、エスカレートしていきます。
これが、ドーパミンの場合も同じで、少ない快楽に慣れてしまうと、もっと強い快楽を求めるようになるのです。
実はガチャ中毒は依存症の一種
さて、「ネズミの楽園」という実験があります。これは、アメリカのブルース・アレクサンダー博士らによって行われたもの。
檻の中のネズミにチューブをつなぎ、レバーを倒すとチューブ中に薬物が流れるようにした実験です。
この実験で、「ネズミは快楽を求めて、一日中レバーを操作し続けた」という結果が得られました。
この実験は、依存症のメカニズムの説明としてたびたび出てきますが、ガチャでもこれと同じ現象が起きていると考えられます。
演出・BGM・ビジュアルが拍車をかける
また、ソシャゲのガチャは演出が豪華で、パチンコに似てるんじゃないかなと。
当たるととてつもなく気持ちいいわけです。そして、次の強いキャラが出ると、その気持ちよさが忘れられず、ガチャを引いてしまう。
このループから抜け出すことは、難しいです。
「サ終ですべて無になる」ことを頭の片隅に置くといい
さて、このガチャ中毒から抜け出すには、そのゲームがサービス終了したらどうなるかというのを想像するといいかなと思います。
いくら金をそのゲームにつぎこんだとしても、サービスが終わってしまえば、手元には何も残りません。まあ、そのゲームを楽しんだという思い出は残るかもしれませんが。
サ終のことを考えると、新キャラが出たら絶対にコンプする!という考えはなくなるんじゃないかなと。
まとめ
長々と書いていますが、私もリセマラ中毒の気があるので気を付けようかなと思っています。
特に、金と時間はかえってこないわけで……なんでもかんでも、「新作が出たらガチャだー!」とならないように、うまく付き合っていければいいですね。
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