良い点 | 細部まで美しい幕間のムービー |
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悪い点 | 要【高度な】プレイスキル |
伝説の空中都市を探す物語。夢のある空の文明が織りなす世界観に夢中。
難易度設定が初見お断り。
この記事を書いたライター【lu2vskt】 | |
手洗いうがいより先にゲームの電源を入れてしまうタイプ。現在、スターオーシャンにハマっています。 |
先が気になるムービーの仕上がりに心躍る
飛空艇に乗り、各地に散らばるお宝を集めることで、空中都市に辿り着くのが主人公「イーサン」の目的。
会話パート・ムービーなど、すべてフルボイスで収録されているため、没入感があります。
特に、幕間1〜2分のムービーは、建物や街並み、行き交う人々の表情や服装など、細部まで作りこまれていました。映画館で観てもいいと思えるほど美しい映像です。
プロローグでは、イーサン(主人公)とヒロイン「トリシア」の出会いが描かれます。
盗まれ、展示されていた家宝を取り返そうとするトリシアと、空中都市を目指すイーサンの利害が一致。
冒険団を結成することに。主役ってなんでこんな美男美女なんでしょうか。
展示品が盗まれたことに気づいた警備兵とのカーチェイスも大迫力。まるで、ルパンと銭形警部のようなシーンも章が進むごとに文化も変わります。
2章では戦国時代のような街並みに。大剣で群衆に突っ込む戦姫の戦闘ムービーも秀逸。
「月9ドラマの気になる次週を待つ」ような気持になります。各章をそんなワクワクした気持ちで進められるのがGoodでした。
肝心の本編はSTGで、難易度設定が鬼畜
本編は、ジャンプかスライディングだけの横スクロールSTG。操作は、攻撃と罠を避けるのが中心。
ただ、この「避ける」動作のタイミングがシビア。序盤ですら、上から下から罠がどんどん出現します。
仲間と5人で進むのですが、後続キャラにも当たり判定があります。
しかも、レベルや能力を上げても、数の暴力には抗えないのがこのゲーム。
私は、優秀なタンクキャラの「カエサル」を頑張って育てたつもりでしたが、ボスにたどり着くや否や、早々に画面外へ退場することも多々。
みるみる最後方にいた回復キャラが先頭へ。
弾幕が多すぎて何も見えない状況になるのもキツイ
自分たちの技に加え、多数の敵やボスの攻撃も派手で、画面はキャパオーバー状態。単純にステージが見えません。道中、集めるはずのコインも見えなくなるレベル。
2章のラスボス「花梨」とは何度も戦いました。最初は可愛らしい姿で、難なく避けれる程度のピンクのハートを飛ばしてきます。
ここで終わらないのがこのゲーム。一定ダメージ与えると急にロックな女の子へ変身。
この弾幕量でどんどんと近づいてくるんですよね。一つボタンを押し間違えたら5人もれなく被弾します。
当たり前ですが、仲間が減ると与えられるダメージ量も減り、避ける時間が長くなり、負の連鎖へ突入。
「避ける時間と与えるダメージの均衡が全然取れてないじゃん!」と何度思ったことか。
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