「懐かしの食堂物語 ~心にしみる昭和シリーズ~」は、どこか懐かしさのある経営シミュレーションゲームだった【新作レビュー】

新作レビュー
この記事を書いたライター【nagoya_junya】
動画編集やアニメーション作成もできるウェブライター。クラウドワークスで活動中。
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懐かしの食堂物語 ~心にしみる昭和シリーズ~を遊んでみた感想

「懐かしの食堂物語 ~心にしみる昭和シリーズ~」は、昔ながらの食堂を舞台に新たなレシピの開発や設備の拡大などを行い、繁盛させていく経営シミュレーションゲームです。

昭和の世界観は、まあまあ評価できる

ダイヤル式っぽいテレビや黒電話が、昭和の食堂といった雰囲気をイイ感じに醸し出していて世界観は新鮮に感じましたね。

ただし、それ以外に昭和っぽさを感じる点はあまりなく、令和の時代にもある食堂と何ら変わらないかなと。

ゲームをもっと進めていけば昭和感が出てくるんですかね。

お客さんとの会話パートがやたらと発生する

これも昭和の「人情」といった要素なのでしょうか。

やたらと飯を食った後に、お客さんとの会話パートが発生します。

まあゲームのヒントをやたらとくれるお客さんが多いので、ちょっとしたチュートリアルのようなものでしょうか……これが、やたらと冗長に感じられます。

ストーリー性や会話パートも楽しみたい人であれば、いいかもしれません。ただ、個人的には序盤のテンポが悪すぎるかなと。

お店の規模を拡大していくのが大変

ゲーム開始時は、お客さん用のテーブルが1つしかないので、最大でも2人しかお客さんを呼び込めず、売り上げを出していくのが大変。

たとえば、客席が増やせるテーブルは3000円もするのに対して、序盤の主力料理である「おにぎり」の売り上げは10円程度しかない、などがこれにあたります。

設備をどんどん追加してサクサクとお店を繁盛させれる経営シミュレーションゲームではなかった……。

ここでもテンポの悪さを感じました。

総合評価は70点

「懐かしの食堂物語 ~心にしみる昭和シリーズ~」の総合評価は70点といったとこでしょうか。

「料理の開発」「新設備の設置」など、一般的な経営シミュレーションゲームと変わらない要素があるため、安定感はありました。

ただ、序盤の難易度の高さや、少し長々とした会話パート(チュートリアル要素?)が、テンポの悪さを感じさせます。

昭和ならではの雰囲気と、ゲーム自体のテンポの良さが出ると、グンッと評価は上がりそう。

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