【SIREN】ツイッターのトレンドにもなる「異界入り」とはいったい何なのか?

コラム

本日は2022年8月2日ですが、ツイッターで「異界入り」というキーワードがトレンド入りしています。この異界入りですが、元ネタは「SIREN」というPS2のホラーゲームです。

この記事では、異界入りとはいったいどのような現象のことなのか、わからない人向けに簡単に解説していきたいと思います。

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「異界入り」は8月3日にサイレンが鳴り響く怪異のこと

「異界入り」は、SIRENの舞台「羽生蛇村(はにゅうだむら)」で起こります。ここの村人たちが、村ごと「異界」という世界に引きずり込まれる現象のことです。異界入りが起こる際には、サイレンの音が鳴り響きます。

それが起こったのが、8月3日であったため、この日が「異界入り」の日として設定されるように。

SIRENのファンにより、この8月3日には、ホームページや掲示板などで異界入りの日がアナウンスされたり、SNSでこの日を思い出すといった、イベントのような習慣が根付いています。

「異界」とは、現世と常世の中間にある世界

SIRENでは、現世・異界・常世という3つの世界が存在。簡単に言うと、現世は私たち人間が住んでいる世界で、常世はあの世のような存在です。常世には、神がいるとされています。異界は、神の怒りに触れた人間を閉じ込めるための「現世と常世の中間にある不安定な世界」のことです

異界では、6時間おきにサイレンの音が鳴り、赤い雨が降り続けます。

SIRENのストーリー概要

SIRENは、主人公の須田恭也(すだきょうや)が、ある村で起こったオカルト情報の真偽を確認しに行くところからストーリーが展開されます。

須田は、その際に羽生蛇村で行われている儀式を目撃するのですが、その場にいた警察官に銃を向けられ慌てて逃げることに。実はこの儀式は、その時点で失敗することが決定しており、羽生蛇村は異界に取り込まれる寸前でした。

須田は、追いかけてくる警察官を不可抗力で車でひいてしまいますが、突然鳴り響いた大音量のサイレンのような音を聞きます。その後、起き上がった警察官に撃たれて異界に取り込まれる事態に。この出来事が起きた日、8月3日

この大音量のサイレンが鳴るとき、異界入りが行われるとされています

サイレンが発生するようになった原因は神への冒涜行為

なぜ、羽生蛇村は異界に取り込まれることになったのか。その起源は、はるか昔に食糧難で村が壊滅の危機に見舞われた時代までさかのぼります。

大飢饉に苦しむ羽生蛇村の人々は、最後の望みをかけて雨ごいをするのですが、なぜかこの際に「堕辰子(だたつし)」という神が降臨。しかしながら、雨も降らず大飢饉が収まらなかったために、村の人々は生きるために、この神を食べることにしました。

その際に、堕辰子は断末魔をあげるのですが、この鳴き声はのちにサイレンの音にそっくりになります。断末魔を聞いた村人3人のうち、2人はその場で亡くなってしまい、1人の女性だけ助かることに。

神への贖罪が失敗した際に村は異界入りする

なお、助かった1人の女性は、永遠に生きる呪いをかけられます。

この女性は神の怒りを鎮め、呪いをといてもらうために「眞魚教(まなきょう)」と呼ばれる宗教をたちあげ、生贄をささげる儀式をはじめます。そして、この儀式が失敗したときに、神が怒り狂い、サイレン(神の鳴き声)の音ととともに、村が異界に取り込まれるという現象が起こってしまうのです。

まとめ

さて、今回の記事では「異界入り」に関する内容を簡単に説明しました。

内容が気になる方は、SIRENのゲームをやってみるのもいいかもしれません。ただ、難易度がめちゃくちゃ高いのと、ホラー要素が強いため「自分でやるのはちょっと…」という方は、ゲーム実況動画などを見てみるのもいいかもしれませんね。

既にプレイ済の方には、精神医の名越康文先生が、体癖論の話などを交えながら実況している動画をオススメします。考察が面白いです。以下に動画を貼っておきます。

気になる方は要チェック。

管理人のY

企業で3年間、広報ライターを経験。そのほか、ゲームライターとして4年の活動歴があります。広告の掲載やお仕事のご依頼はTwitterのDMまで。

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