【THE LAST OF US(ドラマ)】ビルとフランクの過去を辿ることで、どんな状況でも愛や希望は見いだせると思わせられた【3話レビュー】

ゲーム原作映画レビュー

「THE LAST OF US」第3話のレビュー記事です。

概要と感想でパートを分けているので、内容をご存知の方は感想まで飛ばしてください!

スポンサーリンク

ストーリーの概要

ドラマ版ラスアス第3話は、「ビルとフランクの物語」に焦点をあててストーリーは展開を迎えていきます。

ゲーム版で未収録のシーンに加え、ビルとフランクの「恋の始まり」を描写したシーンは、1話・2話と違った雰囲気でした。

テスが死に、新たな仲間「ビル」と出会う

▲ゲーム版「ビル」のストーリーはこんな感じ

エリーを目的地へ運んでいる道中、テスが菌に感染します。そのため、自ら囮となり、テスは命を絶ちました。

ショックでいたたまれないジョエルとエリーは、ゾンビに占拠されたアメリカの荒野を旅を続けていきます。

ジョエルは、突然始まった「パンデミック」によって世界が変異していった経緯をエリーに明かしました。

道中、死体が山積みになった光景を目撃たジョエルとエリー。2人は身の危険を再度認識し始めます。

そこで2人は「ビル」と出会います。

ビルの過去編がはじまる

ビルは屈指の陰謀論者であり、サバイバリストでした。社会も政府も一切信頼していなかったビルは。

菌が蔓延した環境において、自給自足の生活を送っていきます。

そんなビルの元に1人の男「フランク」が登場。

「とにかく何か食べさせてくれ」と懇願するフランクにビルは警戒心を持たず、ありったけのおもてなしをするのです。

その後、フランクはビルにピアノの演奏を懇願。

それに対し、ビルは「ロング・ロング・タイム」を弾き始め、美声と旋律な演奏が部屋中に溢れかえります。

これにフランクは心を打たれ、ビルとキスを交わし始めるのでした。

(3話終了)

正直な感想

これまでで最高の話だったと思います。

喪失・愛・希望を掛け合わせたストーリー構成で、主に「ビルとフランクの愛の物語」を感じられるシーンが多く収録されていました。

第3話は、「世界が変わり果てても、希望は決して失われることはない」ということを伝えているのではないかなと。

1話2話までのラスアスは、「菌感染のパンデミックによって世界が崩壊する」内容を、現代社会での「コロナウイルスによる隔離社会」としてマクロ的に表現していました。

しかし、3話は閉ざされた終末世界を舞台に、中高年の2人の男性が愛を育むシーンを描き、「閉じた世界でのリアル(愛など)」をミクロレベルで表現したものだと思います。

3話に関しては、ゲーム版ストーリーを知らない方でも、面白いと思えるほどに仕上がっています。

この記事を書いたライター【Name:ブラックブロッコリー】
Webライティング・動画作成・データ入力など、なんでもやる系ライター。学業に励みつつ、記事作成に勤しむ毎日です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました