この記事では、スマホアプリゲーム「東宝アルカディアレコード(以下:東宝アルカ)」の面白かった点や魅力をレビューしていきます。忙しい人は、目次の「ライターの感想と評価まとめ」だけ見るといいかもしれません!
弾幕バトルを楽しめる横スクロールシューティング
ジャンルは弾幕シューティング。ゲームの舞台は幻想郷という世界だ。
東方Projectとは、もともとPCで発売されているシューティングゲームの製作サークル。敵が出す攻撃の弾が花火のような美しさで、BGMの旋律も美しいことで有名だ。
ストーリーは基本的に幻想郷で起こった怪奇現象を解決していくものがほとんどで、作品によって違う。今作では、幻想郷に何らかの理由で飛ばされた主人公が「宇佐見菫子」と出会い、メモに事柄を記す「記録力」を買われ、なりゆきのまま幻想郷を案内されるというところからスタートする。
ストーリー(1-1~4)の動画
ゲームの基本情報
基本情報 | |
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タイトル | 東方アルカディアレコード |
リリース日 | 2022年7月28日 |
制作会社 | DAMO GAMES |
ジャンル | 横スクロール型弾幕アクションゲーム |
価格 | 基本無料(ゲーム内課金あり) |
東方アルカの面白い点や魅力
このゲームをプレイして特によかったなと思った点は、以下の2つ。
面白い点や魅力 | |
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① | キャラの数だけ遊び要素がある |
② | ボス戦BGMに原作へのリスペクトが感じられる |
キャラの数だけ遊び要素がある
シューティングゲームなので、自機の攻撃する弾があるが、これがキャラによってタイプが変わる。正面特化型のタイプや、斜めに弾を飛ばすタイプなど、多種多様で遊びがいがある。
キャラの属性も攻撃タイプや防御タイプがいて、組み合わせを考えるのも楽しい。
また、好感度システムや部屋の模様替えなどのミニ要素もあり、お気に入りのキャラクターがいる際にはもっと楽しめるだろう。
ボス戦BGMに原作へのリスペクトが感じられる
東方の原作はBGMにこだわっているので、二次創作の作品も当然のようにBGMが良い作品が多い。もちろん、東方アルカもこの例に漏れないゲームとなっている。
最初は紅魔館から物語が始まるので、東方古参のユーザーであっても「このBGM懐かしいな」といった感覚にしてくれることだろう。
ボス戦の動画
東方アルカへの不満点
今回の不満は以下の2つだった。
不満点 | |
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① | SEまわりが物足りない |
② | 画角が狭すぎる |
SE周りが物足りない
グレイズのときのカリカリ音であったり、弾幕が展開されるときの音であったり、東方原作にあったSEの要素がバッサリとカットされているような印象を受けた。
攻撃を当てている際の音など聞き取れないので、敵に弾を当てているという感覚を音から得られないのが惜しい。なぜ原作に準拠しないのかと思ったのが正直な感想だ。
画角が狭すぎる
スマホ用に試行錯誤した結果だとは思うが、弾幕や周囲が見づらいのはシューティングゲームとしてよくない。
多少キャラが小さく見えてもいいので、もう少し引きの画面でプレイできれば、もっと弾幕を避ける際の面白さが際立つのではないだろうか。
ライターの感想と評価まとめ
物足りない部分はあるものの、STGとしてもキャラゲーとしても、そこそこ面白いです。特に、東方を昔プレイしていた人でもBGMで楽しめるかと思いますし、フルボイスシナリオでキャラの設定も濃いので、まったり遊べました。キャラの立ち絵も素晴らしかったですね。
しかしながら、細かい点での配慮が足りないつくりをしており、「痒い所に手が届かない」作品になってしまっていると思います。特に、SEについてはこだわって欲しかったところ。
今後、SEまわりと画角に関するところを修正すれば、神ゲーになりえるかもしれませんね。
今回のゲームの評価
評価チャート | 得点 | 総評 |
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